WEBマガジンVol.17

この記事の公開日:2018年02月15日

webマガジンバックナンバー

メディカルリサーチ WebマガジンVol.17

2月も半ばを過ぎ、暖かい日が待ち遠しい今日この頃です。皆様いかがお過ごしでしょうか。
メディカルリサーチ株式会社は2月で創業8年目となり、新しスタッフを迎え、これまで以上に真摯に取り組んでまいります。
それでは本日のメールマガジンも最後までお付き合いのほど宜しくお願い申し上げます。


【ご案内】無料面談 ご予約受付中です!!

弊社では、案件数の増加、事案難易度の高度化に対応すべく、今年度より弁護士の先生方からのご相談に医師と専門スタッフでお応えする医療面談サービスの充実化に取り組んでおります。
そこで毎月先着2件のご依頼に限り、「医療面談サービス」を無償で提供させていただきます。
医療面談では争点の整理だけでなく、昨今の医療現場の現状や、医療水準に照らし合わせながら、かつ争点の明確化や主張すべきポイントの整理、必要書類の確認なども含めサポートいたします 。
前期(1~6月)は意思能力についての面談を、後期(7~12月)は医療過誤と交通事故案件についての面談を毎月先着で2件承ります。
後述の中嶋医師にもご協力を頂く予定です。ご希望の方はお早めにご連絡ください。

今後も科学的根拠に基づいて厳正中立な立場での医療精査を行ってまいります。少しでも医療を取り扱う先生方のお力になれましたら幸いです。


【ご挨拶】顧問医 脳外科医 中嶋浩二 先生より

顧問医の中嶋です。
本日は,協力医が心がけていることをテーマにお話ししたいと思います。どうか最後までお付き合いください。

私は,脳神経外科専門医ですが,特に脳卒中,頭部外傷,高次脳機能障害の診療を得意としています。

メディカルリサーチ株式会社との出会いは,約2年半前です。
以来,協力医として,主に医療過誤事案,あるいは交通事故による後遺障害関連の事案を手がけてきました。その件数は,活動開始から2年半で113件に達しています。

昼間は臨床医として病院で働き,夜間や休日に協力医として活動する日々です。
日本全国からご相談をお受けし,協力医が不足していることを改めて感じています。

私が協力医活動で心がけていること,それは「清く,正しく,美しく」です。

お金儲けのために協力医活動をしている人のことを,私は聞いたことがありません。
協力医活動は,膨大な資料の精読,そして文書の作成に多大な労力を要します。
時給に換算したら,診療のアルバイトのほうが高額といえます。
社会の役に立ちたい,困っている人を助けたいという気持ちによって,私たち協力医の活動は支えられています。
「無事に解決しました。ありがとうございました。」という声をきくたびに,この活動をしていて本当によかったと思います。

当然のことですが,協力医は,正確な医学的知見に基づいて,各事案を吟味しなければなりません。医療過誤被害に遭われた患者さん,交通事故被害者の皆さんは,どうにかして助けてほしいという気持ちで,弁護士の先生に相談しているはずです。
その気持ちに応えるために,弁護士の先生方も一生懸命です。
そして,弁護士の先生方から相談を受ける私たち協力医も,誠意をもって,正しい判断をお伝えする責任があります。

意見書の作成は,協力医にとって,最も重い意味をもつ仕事です。結論に至るまでの医学的な思考過程を,裁判官に理解してもらう必要があります。そのため,協力医には論理的でわかりやすい文章を作成する能力が求められます。日々のトレーニングが欠かせません。私は新聞の社説の要約を日課とし,通信の文章力講座も受講しています。

「清く,正しく,美しく」を協力医の仕事に当てはめると,「社会のために,医学的知見に基づいた正確な意見を,わかりやすく伝える」に言い換えることができます。

私は今年,数えで42歳になります。すでに厄払いは済ませたので,安心して(?),お気軽にご相談ください。
メディカルリサーチ株式会社では,信頼できるスタッフが皆様からのご依頼を心よりお待ちしています。

最後までお読みくださり,本当にありがとうございました。

メディカルリサーチ株式会社
顧問 中嶋 浩二 (脳神経外科医)


【コラム】スポーツ選手に多い 高次脳機能障害

冬季オリンピックが開幕し、スケートやスキージャンプなど様々な競技が盛大に行われています。
競技の中には、高くたかくジャンプをし、さらに空中で何回転も体をねじり、素晴らしい技を次々と繰り広げて得点を競うものもあります。難なく着地を華麗に決める選手たちですが、転倒時には大きなリスクと常に隣り合わせで戦っています。

一般的に交通事故で頭部に強い衝撃を受けたのちに発症することが多いといわれている高次脳機能障害ですが、実はスポーツにも大きな関係があるのです。よく見られる脳振盪は、頭部の外傷後に出現する一過性の神経機能障害で、頭蓋内に明らかな出血を認めないものの、一時的に脳の活動に障害が出ている状態です。コンタクトプレーが多いラグビーやアメリカンフットボールなどで頻度が高いのですが、柔道、バスケットボール、野球、サッカー、スノーボードなど、どのスポーツでも発生しうるものです。また、直接的な頭部への衝撃だけで生じるのではなく、脳が揺さぶられることで生じます。
脳震盪は軽い頭部外傷と思われがちですが、繰り返すことにより、後遺症として高次脳機能障害が生じてしまう可能性があるのです。

弁護士の先生方、高次脳機能障害を疑う案件者様の担当をされる際は、事故態様はもちろんのこと、既往やスポーツ歴なども同時に確認することをお勧めいたします。


【代表挨拶】創業8年目の取り組み

弊社は2011年2月4日に創業いたしました。
この頃からメディカルリサーチの大きな理念は「厳正中立な医療の立場で事案精査を行う」というもので創業当時から実直に各種案件に向き合って参りました。
このような中で、症状がありながらも各所見と合致しない症例や医療過誤に絡む医療水準上の問題点などに対しては、
ご提供いただいたデータ以外にも、お役に立てる検査方法等の医学的情報のご紹介を含めて先生方へアプローチを提案しています。
これも鑑定者数が2000件にのぼるデータの蓄積や纏わる経験からできるものでありますが、何よりも先生方からの様々な事案のご依頼があってこそだと拝謝しております。

今後も厳正中立な医療の立場を基調としながら被害者救済という先生方の使命に貢献できるよう所員一同邁進して参ります。
文末になりましたが無事に8年目を迎えられたことを心から皆様方に感謝しております。

メディカルリサーチ株式会社
代表取締役 圓井 順子