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MCI(軽度認知障害)とは

この記事の公開日:2020年09月21日

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MCI(軽度認知障害)とは、認知症の一歩手前の状態で、MCI(Mild Cognitive Impairment)とも呼ばれます。
仮にMCI(軽度認知症)になっていても、その本人が自分で気づくことはありません。また、家族や周囲から見ても、何もおかしいことはなく気づきません。日常生活も普通と変わらず認知機能もほぼ保たれた状態の為、病院でもMCI(軽度認知症)の診断は困難です。

2012年の65歳以上の高齢者人口約3079万人のうち、MCIは約400万人、認知症は約462万人にのぼると見られます。MCIのうち、すべての人が認知症になるわけではないので、要するにボケるかボケないかの背戸際にあるといっていいでしょう。ボケの症状が現れた段階ではすでに脳が萎縮をきたしており、元に戻ることはありません。このような状態でも本人に病識がないことが認知症の恐ろしい特徴です。

MCI(軽度認知障害)の定義

・本人または家族(介護者)による物忘れの訴えがある
・客観的に記憶障害がある(新しいことを覚えられない、記憶を維持できない、思い出せない)
・日常生活は基本的にできる
・全般的な認知機能は保たれている
・認知症ではない

MCIが疑われたらPETで調べるのが確実

MCIの診断基準は、次のようになっています。

・自覚的あるいは、他覚的に認知機能低下の訴えがある
・認知機能は正常とは言えないが、認知症の診断基準をみたさない
・複雑な日常生活動作に最低限の障害はあっても、基本的な日常生活機能は正常

MCIの診断で難しいのは、何を根拠として「認知機能は正常とは言えない」と判断するかで、一般的に物忘れ外来などの医療機関では、長谷川式認知症テストなどを用いて評価します。ただ、長谷川式認知症テストで正常とされる21点以上を取ったとしても、MRIをすると海馬の萎縮など異常が認められ、MCIと診断されるケースが多く見られます。

画像検査の中で、最も確実であるのがPETです。カラー画像で脳の組織や細胞の状態を見ることができます。

当社がご提供している「意思能力鑑定」を行う際は、現在の脳の状態を調べることができるので、必ずPETの検査をするようにお願いしております。


意思能力鑑定については、こちらの特設サイトをご覧ください。