事例紹介一覧

  • 事故か疾病か?転倒後の死亡・・・脳内出血の本当の原因を鑑定

    患者は転倒し頭部を打撲。病院に搬送されたが数日後に死亡が確認された。搬送直後の頭部CT検査において脳出血が認められ、頭部打撲による脳出血で死亡したものと考えられた。この脳出血は転倒事故によるものか、あるいは内因性の出血で事故に至ったのか?

  • 事故か病気か・・・温泉入浴死の原因解明

    夫婦で温泉旅行に行った際、ご主人が大浴場に浮いているのを発見され、搬送先の病院で死亡が確認された。急性心不全発作の疑いが溺死の原因とされているのに死因の種類が病死ではなく外因死のため、事故原因の調査を行うことになる。

  • 密室内転倒事故における眼窩部外傷に関わるケース・・・眼窩内所見は偶然性を裏付けるか

    患者の転倒による怪我の保険金請求。損害保険会社は「目撃者のいない室内で起こった点や、怪我の画像診断の所見から故意によるもの」と請求を退けた。裁判では画像所見を検討究明することとなった。

  • MRIの画像描出は頚椎損傷を示唆する所見か?

    交通事故受傷から2年経過した段階で、患者から、後遺障害として頸髄損傷が遺残したと訴えがあった。訴えは、患者の主治医が、MRI検査画像に頸髄損傷の所見があると診断したことに基づいたものであったが、他医のセカンドオピニオンでは、画像描出は「アーチファクト」であるとの評価であった。主治医からは、ウィンドーレベルとウィンドー幅の相違や画像解像度、磁場の差から画像の診断の仕方が異なる旨の反論があったため、画像診断の専門医に客観的な立場から鑑定を求められた。

  • 交通事故による高次脳機能障害に関する症例

    2003年12月、被害者が自転車にて交差点を横断中に右折車両と衝突した。患者の意識はなく、病院へ搬送後CTおよびMRI検査が行われた。その後、患者の意識は戻り表面的には回復したかにみえたが、記憶、記銘力障害、集中力障害、多弁などがみられ元の職場での就労が困難となり、被害者請求にて『7級4号の高次脳機能障害に認定(自賠責)』されたものの、画像上で脳室拡大が明確でない等で、高次脳機能障害の存在自体が問題(争点)となった。

  • 前十字靭帯損傷は交通事故の受傷によるものか?

    交差点を左折する際に、左前方横断歩道の安全を確認するため一旦停止、その後、加速は行わずクリープ現象にて徐行前進していた際、歩行者を目視確認し、慌ててブレーキを踏んだが、運転車両が当該歩行者と接触してしまった。歩行者(被害者)は、本件事故にて右膝をボンネットに打ち当てたと主張し、内側副靭帯損傷、前十字靭帯損傷の受傷。後遺障害12級13号が認定された。そこで依頼者より当該疾患が他覚的に認められるのか、また、それは事故に起因する病変なのかが争点化した。

  • 意思能力® 公正証書遺言に関わる事案

    某地方で食品製造企業を経営するA氏には、再婚した現在の妻と死別した前妻との間に生まれた実子(男性:長子)および現妻と前夫との間に生まれ養子縁組をした次子(男性)の同居家族がいた。A氏の後継者として専務取締役に就任し会社経営に携わっていた長子は、経営方針をめぐりA氏と対立したことを機に辞任し、A氏と別居することになった。しかし、A氏は、長子が辞任後も頻繁に長子に事業上の相談を続け、事実上、経営に参加させていた。

  • 【真実を読む】生前の意思能力鑑定 30年前の古傷が・・

    会社経営をしているAさん(52歳・男性)は今後の会社の株式譲渡や事業継承をトラブルなく行うため、メディカルリサーチによる意思能力鑑定を受けました。元来健康であり、健康診断や採血など日頃から健康には気を使っているAさん。まずはFDG-PET検査によって脳の器質的な脳機能状態を評価しましたが、その結果・・・

  • 【真実を読む】小児における高次脳機能障害の症例

    小児における頭部外傷は事故直後からこれまでにない問題行動が出現するパターンと、就学前においては、社会との接点や対人環境が増える就学時に学習障害や周囲との関係構築における問題が目立ち始めるケースとがあります。これらは稀な事案ではありませんが、MRIや事故後の意識レベルに問題がない判断され、後遺障害の認定結果は非該当となるケースが多くみられます。

  • 【真実を読む】増え続ける労災事案

    弊社への鑑定依頼ですが、今年は特に労災事案のご相談を多くいただいております。

    そのほとんどは、外国人案件者によるものです。工場や建築現場などブルーカラーと言われる類の業種で特に多発している印象です。今回は、そのうちの1事案を症例としてご紹介いたします。